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これで納得!薄毛のメカニズム 最新研究レポート(3)
これで納得! 薄毛のメカニズム 最新研究レポート(3)
5αリダクターゼII形が悪者。髪には2種類の領域がある。なぜ2種類の領域ができるのか?
『男性型脱毛症』だけど『脱毛』じゃない!?
髪には2種類の領域の違う部分が存在しています。これは男女人種に関係なく、人類すべてに共通することです。

テストステロンをジヒドロテストステロンに変え、薄毛の原因を作り出す5αリダクターゼですが、実はT型とU型の2種類があることがわかっています。T型は頭髪やひげ、陰毛、わき毛など、発毛部分にまんべんなくありますが、U型は前頭部〜頭頂部とヒゲに集中しています。つまり、側頭部・後頭部にはT型のみ、前頭部・頭頂部にはT型とU型が存在しているのです。

これまで説明してきた5αリダクターゼとは実はこのU型のことです。T型がまったくジヒドロテストステロンを作り出さないということではありませんが、最近の研究では、特にU型が悪さをして、毛根を弱めて薄毛の原因となるのではと見られています。
だからこそAGAでは前頭部・頭頂部が薄毛になり、側頭部や後頭部の髪が薄くなっている人を見かけないのです。
 
ヒトの誕生にヒミツアリ!? 2種類の領域ができるワケ
では、なぜ髪には2種類の領域があるのでしょうか? せっかくなら、すべての領域で1型だけ存在してくれればいいのに…と嘆くヒトもいるかもしれません。
実はその答えについては正確なことはわかっていません。

ある学者によると、ヒトが母親の胎内で細胞分裂を繰り返しながら成長する過程で、違った領域の細胞同士が、前頭部・頭頂部、側頭部・後頭部としてくっついてひとつの頭部を形成していくからだと説明する学説もあります。
 
『男性型脱毛症』だけど『脱毛』じゃない!?
この文章では『ハゲ』という言葉は極力使わずに『薄毛』と書くようにしています。それは、『薄毛』と書くほうが正しいからです。
「毛が抜けて(脱毛)ハゲになる」というイメージを持つヒトが多いでしょうが、これは半分だけ正解。
ためしに、見た目に毛のないAGAの人の頭皮を顕微鏡でのぞいてみましょう。
そこには、しっかりと毛穴から毛が生えているのが見えます。肉眼で見るとまったく毛がないように見えるのに…。

そこに生えているのは、直径が30ミクロン以下のいわゆる『うぶ毛』。
それに対して目に見える普通の毛は、直径が70〜80ミクロンで『太毛(終毛)』と呼ばれます。
他のページで詳しく説明しますが、髪は休止期〜成長期〜後退期というサイクルを繰り返しています。
正常なサイクルなら髪は成長して太毛になりますが、AGAの場合は十分に成長する前に後退期に入ってしまい、結果としてうぶ毛ばかりになってしまうのです。これが薄毛の真実です。

つまり、『ハゲ』は毛が抜けてなくなってしまうのではなく、太くなるはずの毛が細く、短くなって目に見えなくなっている状態といえるのです。また、毛の色も薄くなっています。
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ブティック社2007年6月30日発行、『ブティック・ムック、第653号』、「髪復活!大作戦、あきらめるのはまだ早い!」、 第14−17ページ「これで納得!薄毛のメカニズム、最新研究レポート」より引用。ここに掲載しました図と本文は全て出版社の許可を得て引用掲載しました。
オリジナルは、出版社のインタビューの質問に対して紀尾井町クリニックの柳生院長が回答したものです。
なお編集の都合上、図のレイアウトや文章の一部を改変しています。

 
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自毛植毛のご案内 : 自毛植毛とは
自毛植毛とは、今あるご自身の側頭部から後頭部の頭髪を採取し、薄くなった部位へ再配分する医療技術です。
どんなに薄毛が進行した人でも、ほとんどの場合、側頭部から後頭部の頭髪は残っています。
側頭部から後頭部にかけての頭髪は、薄毛を誘発する男性ホルモンの影響を受けにくいように遺伝子的にプログラムされており、ほぼ生涯に亘って発毛し続ける性質を持っています。
この頭髪の性質は、身体の他の部位(髪の毛・眉毛・陰毛・ヒゲなど)に植え替えても変化することはなく、植毛された頭髪は、植え替えられた部位で生涯にわたって発毛し続けます。
この頭髪の特徴はドナードミナントと呼ばれます。
それを男性型脱毛などの薄毛治療に利用したのが自毛植毛です。
 
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