さらにもう少し詳しく、専門的に説明してみましょう。5-αリダクターゼには I 型と II 型の2種類があります。男性ホルモンが細胞に影響して薄毛化の原因となるためには、テストステロンと II 型5-α.リダクターゼと男性ホルモン受容体(リセプター)の3者が必要です。男性ホルモン受容体はひげ、腋毛、前頭部の毛乳頭の細胞に存在しますが、後頭部の毛乳頭細胞にはほとんど見られません。また、顎ひげ、前頭部の毛乳頭細胞には I 型と II 型の5-αリダクターゼが存在していますが、後頭部の毛乳頭や腋毛には I 型の5-αリダクターゼしか存在しません。これらの違いから、ひげや男性型脱毛などの特徴的な変化が生じてくるのです。すなわち、前頭部や頭頂部の毛乳頭細胞には II 型5-α.リダクターゼと男性ホルモン受容体の両者が存在するので、テストステロンを5-αDHTに代謝して薄毛が進行していくのですが、後頭部と側頭部の毛乳頭細胞にはT型5-α.リダクターゼしかなく男性ホルモン受容体も少ないので薄毛になりにくいのです
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