機械式植毛

ドナーの株分けや植え込みを機械によって行う方法です。人手が少なくて済む上、手がける医師の技量を問わずに植毛が行えます。しかし、一本一本異なる毛根の向きを無視して機械的に裁断して切り分けるため、ドナー毛根の損傷が多くなりがちです。
また、移植後の頭髪にでこぼこの傷痕が残る、生え際が不自然になりがち、移植密度を高くすることが困難などのデメリットがあります。
自毛植毛が盛んなアメリカでは、きれいな仕上がりの自毛植毛を実現するためには、熟練したスタッフが手作業で行う方法が最も評価されています。


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