パンチ・グラフト植毛

1960年代以降に広くおこなわれたパンチ・グラフト植毛は、傷跡が残ること、密度が低いこと、2~3回目の手術に支障を生じること、生えぎわが不自然なこと、毛根の向きを調節できないことなどの欠点があり、今ではかえりみられなくなりました。
レーザー植毛や自動植毛機などパンチ・グラフト植毛の変法も、同じような欠点から、欧米では普及しませんでした。
1993年ころからは、スリット式FUT法が世界中に広まり、現在では、手作業による植毛に勝る方法はないといわれています。

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