毛染めやブリーチの脱毛症への影響について(トンビさんの投稿)
こんにちは。
植毛に関係のないことで恐縮なのですが、日本人の場合、頭皮と毛髪の色のコントラストが強いため欧米人よりも頭皮が透けて見えやすいとよく聞きます。
その対策として、染め毛やブリーチによって髪を茶色などに染めると、そのコントラストが解消され薄毛が目立たなくなるのは事実です。
しかし、ここでどうしても染め毛などに尻込みしてしまう理由は、昔からよく言われている「ブリーチや染め毛は毛を細くし、ハゲを進行させる」といった、定説とも言うべき事です。
たしかにブリーチや染め毛は過剰に行えば髪の毛自体を悪くする(艶がなくなったり、枝毛になったり)事は確実に起こるとは思います。
しかしながら、それは男性型脱毛症のようにホルモンなどの内分泌が原因のものとは別なことのように思えるのです。つまりは、たとえブリーチや毛染めを(常識の範囲内)で行ったとしても、髪の艶がなくなることはあっても、男性型脱毛症自体が悪化するものではないように思えるのですが、実際はどうなのでしょうか?
ブリーチや毛染めでDHTが増加することはあるのでしょうか?
トンビ
お返事
トンビ様へのお返事
ブリーチや染色液 パーマ液は髪質をいため、また頭皮にも影響の出る方がお見えになります。
ご指摘のようにこれらによる脱毛の進行は、ホルモンによる脱毛とは異なります。 髪の毛が痛む事による切れ毛や、皮膚炎による脱毛とお考え下さい。 マニュキュアタイプの毛染めが一番髪質への影響が少ないかもしれません。
ブリーチや毛染めでDHTが増加するという報告は申し訳ありませんが聞いたことがございません。
医師 丹治