アジア毛髪外科学会(AAHRS)の第6回学術集会とライブ手術ワークショップのご報告


アジア毛髪外科学会(Asian Association of Hair Restoration Surgeons, AAHRS)の第6回学術集会とライブ手術ワークショップが2018年5月11~13日の3日間、北京市の国際コンベンションセンターで開催されました。この近辺は緑も多く、北京オリンピックのメインスタジアムであった国家スタジアム、通称「鳥の巣(Bird's Nest)」があり、北京市内でも広々としています。アジア毛髪外科学会の理事を務める紀尾井町クリニックの柳生元院長は、学術集会とライブ手術ワークショップに招かれ特別講演を担当しました。

演題は「Pre- and Intraoperative Care in Hair Transplantation」で、植毛の術前や術中における準備のポイントや対処法など、安全で安心な植毛手術をおこなうために、直ぐに役立つ最新情報がたくさん盛り込まれていました。通常より長い特別講演の時間枠をめいっぱい使って、内容の豊富な講演になりました。中国そしてアジア全域から大勢の植毛医が参加しましたが、まだ彼らの経験は浅く、皆さん熱心に柳生元院長の解説に聞き入っていました。

今回は欧米の植毛学会の長老の方々も多数参加しておられて、彼らから「いつもながら素晴らしい講演だった」、「大変有益な教育講演だった」、「植毛学会にドクター柳生がいてくれて我々は本当に幸運だ」、「大切な内容なので、皆に浸透するまで様々な機会を利用して繰り返し講演することが大切だ」などと大変好評でした。忙しいなか頑張って準備した苦労が報われました。

休憩時間には中国の若い医師に個人的に質問されました。柳生元院長が書いた長い論文を読み、内容の詳細な部分まで記憶してくれていたのは、嬉しい経験でした。これまでの知識と経験が若い人達に生かされていくのは、エネルギーを費やして論文を書いた甲斐がありました。いつも学会に出席すると、沢山の人に教えたり、教えられたり、新しい情報を集めたり、いろいろと有益なものです。