追加の質問です・・(TTさんの投稿)

何度ももうしわけありません。

あといくつかききたいのですが、自分は一回紀尾井町にて後頭部から0.8×11cm分の植毛をやっておりまして、なるべく気づかれにくいように今後回数を多くしてやりたいと思っているのですが、やはり後頭部の頭皮の余裕は縦の長さが重要なのでしょうか?
もし横はあまり問題なさそうでしたら横を限界までのばしてやったほうがいいとおもうのですが・・
1×15と1.5×10だと頭皮の余裕や今後の回数を考えると、やはり違うのでしょうか?

縦を多めにとった場合と横に多めにとった場合の頭皮のゆとりの回復の速さなども違うのでしょうか?

個人的には頭皮の伸縮性が同じだとしたら縦に多めにとるとその分頭頂部から後ろに引っ張られるような感じになって密度的に低く(薄く)みえるような気がします。


あと述語の頭皮のゆとりの回復に数ヶ月かかると思うのですが、半年と1年では1年のほうがいいとは思うのですが、1年以上は2年でも3年でもあまりゆとりは変わらないのでしょうか?現在4年ほど経過しているのですが、1年や2年くらいでも今くらいのゆとりに回復できていたのでしょうか?

あと縫った後の傷とかの面でも縦を多くとった場合と横を多くとった場合で何か違いがありましたら教えていただけないでしょうか?

なにかわかりにくい質問ばかりでもうしわけありません。

TT

お返事

TT様へのお返事

ドナー頭皮のゆとりには個人差があり、個々の頭皮のゆとりに応じてドナー採取縦幅を1cm以下に設定したり、1cm以上に設定したりします。
ドナー採取後に上下の頭皮を寄せて縫合しますが、頭皮のゆとりが少ないのに縦幅を広く採取すると上下の頭皮を強く寄せて縫合することになり、結果的に縫合傷が太くなる傾向があります。したがって、上下の頭皮を強く寄せなくても縫合できる程度の縦幅を設定することになります。頭皮にゆとりがあれば、1.5cmx10cmで採取することも可能ですが、実際には極力縦幅を短く、横を長く設定することになります。
基本的にドナー頭皮に対する負担を考え、縦幅を短く、横を長く設定するとお考え下さい。年月が経過すればするほど頭皮のゆとりは増すように思いますが、個人差があります。2回目のドナー採取などいろいろご心配されているご様子ですが、どうぞお気軽にお電話にてお問い合わせ下さい。
1回目の移植記録をカルテで確認できれば、もっと具体的な説明ができるように思います。ご連絡お持ちしております。

医師 林