手術適応について(ひろさんの投稿)
ここの掲示板はたびたび拝見させていただいております。時々『手術適応』と言う言葉があるのですが、具体的に例を挙げるとどのような人が手術を受けれないのでしょうか?カウンセリングに行こうかと考えてますが、遠方のためその前に色んな情報を把握しておきたいです。
ひろ
お返事
ひろ様へのお返事
ご投稿有難うございます。
ドナー頭髪が極めて少ない場合や100%の頭髪状態を生涯キープしたいとなると物理的に難しい面があります。また、内分泌疾患(「ホルモン異常)、ストレス性脱毛(円形脱毛)、皮膚炎などに起因する薄毛は、通常移植の適応にはなりません。理由は、基礎疾患の治療を行えば薄毛は回復する可能性が高いからです。NHT式自毛植毛は、局所(手術や怪我の傷痕など)或は部分的(生え際やM字など)な薄毛から広範囲(前頭部ー頭頂部ー旋毛周囲)の薄毛までと適応範囲は広いのですが、上記のように薄毛の原因疾患によっては不適応となります。ご面倒かと思いますが、薄毛部位の確認できるような画像かお写真をお送りいただければ、移植の適否を含めて診断結果をお知らせいたします。また、お電話で頭髪の状態をお聞かせいただければ、詳しい説明ができるように思います。ご連絡お待ちしています。
医師 林