イタリア毛髪学会、第15回国際会議での座長と発表のご報告

学会会場の歴史的建物Palazzo Vermexio


イタリア毛髪学会(ISHR)の第15回国際会議に、紀尾井町クリニックの柳生元院長が招待され、研究発表をおこないました。発表の演題は「Management of a patient with coronary artery disease」と「Brugada syndrome: how should we treat a patient with dangerous arrhythmia?」の2題でした。最初の発表は、狭心症など心臓病のある高齢者で、安全に植毛手術をおこなうための方法を解説したものです。2番目の発表は、Brugada症候群の最新の知識を織り込みながら、安全に植毛手術を行うための術前準備を解説したものです。
いずれの発表にも、たくさんの質問があり、聴衆の皆さんが発表の内容に興味を持ってくださったことが実感できました。



イタリア毛髪学会(ISHR)の第15回国際会議が、イタリアのシチリア島のOrtigiaで、2014年6月26~29日の4日間開催されました。会場は、17世紀に建造された歴史的建物Palazzo Vermexioでした。Siracusaの中心広場で、Duomoの隣に位置する、ルネサンス様式とバロック様式の両方の特徴を有する由緒ある建物で、建物の一部は現在も市役所として使われていました。建物の内部は、大理石と壁画で彩られて、シャンデリアの付いた豪華な会場でした。
今回の学会には、欧州各国から150~200人の参加者が集まり、イタリアの参加者と共に、熱心な質疑応答が連日繰り返されました。


Siracusaの中心広場と教会Duomo


Duomoの入り口:18世紀シチリアバロック様式の壮麗なファサード


今回の学会の話題は、次のようなものでした:
顕微鏡を用いた薄毛と皮膚疾患の診断、男性型脱毛症の薬物治療、Trichopigmentationによる脱毛症の治療、女性型脱毛症の診断と治療、ヘアサイクルの調整、低出力レーザーを用いた薄毛治療、ドナー頭髪の乏しい症例での植毛、心臓病や不整脈と術中の安全性、NOと疼痛調節、植毛の麻酔法、FUT手術手技、FUTとFUEの適応と合併症、ストリップ法とFUEの組み合わせ手術、株分け用の顕微鏡の選択基準、PRP治療の実演、植毛とPRP治療、頭髪再成長と植毛、男性と女性の脱毛症とPRP、PRP法の進歩、FUEの基準と重要事項、FUEで2,000株以上の植毛法、ロボット植毛機の将来、などでした。


イタリアのシチリア島のSiracusaで2014年6月26~29日の4日間、イタリア毛髪学会(ISHR)、第15回国際学会(会議)が開催されました。


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